北海道のふるさと納税おすすめ (前編)
北海道の数十の自治体にふるさと納税してきた経験から,厳選したおすすめの返礼品をご紹介したいと思います。
長沼町のジンギスカン
ジンギスカンは北海道各地にありますが,こちらは札幌からほど近い長沼町の名店のものです。老若男女楽しめる味付けと思います。他の有名店のものは,辛いものが苦手な私の家族に言わせると辛いというものもありますが,これは辛いものが苦手な人でも大丈夫です。
網走市のビール
網走市 流氷ドラフト・ABASHIRIプレミアム【8本】セット
札幌市の日本酒
明治時代に創業し,札幌の母なる川・豊平川の伏流水で仕込んでいる日本清酒の,北海道限定の純米吟醸酒です。飲みやすく大変おいしいお酒です。
名寄市の餅
田舎もち 切りもち 6パック入り(切りもち1パック250g、5枚入り)
新得町の蕎麦
北海道は蕎麦の収穫量が全国一だそうです。十勝地方の新得町は北海道の中でも有名な産地のひとつです。年末が近いことから,上記の餅とあわせていかがでしょうか。
また後日,後編を用意したいと思います。
ふるさと納税の意義
小泉政権のときの税制変更で,地方の自立を名目として,中央から地方へ行くお金が大きく減りました。一方で東京は政策的に再開発が促進され,東京一極集中がますます進行してしまいました。元々,一次産業の多い地方からより稼げる産業の集積する大都市へと人材を送り出し国全体の成長に貢献する代わりに税により手当てされる構図だったのが,働き手をただ取られる一方となって,地方財政も困窮します。そこに現れたふるさと納税は,自助努力で自治体の収入を増やすことができ,全国7割の自治体が高く評価しています。財政革命と表現する自治体もあるそうです(参考)。今では,日本同様に首都圏一極集中の韓国でも,ふるさと納税が導入されています。また,東京都や神奈川県は大企業が立地し自治体の収入は多いものの,通勤時間の機会費用を加味した実質的な住民の可処分所得が全国最低レベルである(参考)ことから,ふるさと納税に合理性があります。