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秋バラを撮りに

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バラという花は夏の暑い時期には咲かず,人にとっても気候の良い時期に咲きます。関東地方でいえば5月と10月頃にあたります。北海道だと6月から8月あたり,関東と違い夏の時期にもみられます。 当地関東地方で先日バラの写真を撮ってみました。去年は夏の猛暑の影響で花の状態が良くないものが多かったのですが,今年は対策がとられたのか,綺麗に咲きそろっていました。 こちらは赤と白の組み合わせが印象的な品種。ジュビレ・デュ・プリンス・ドゥ・モナコという種類だそうです。 さらに黄色が加わった品種もありました。これも綺麗です。 こういう色合いも気品を感じて良いものです。 真っ赤な真っ赤なバラ。バラというとやはり赤というイメージがあります。 よく見るとところどころ水滴がついているのが分かると思います。この日はずっと曇りで,時々細かな雨も降りました。 花の撮影には直射日光が当たって強い影の出る晴れの日よりも,曇りの方が向いています。水滴がつくのも趣があって良いものです。 撮影機材はキャノンEOS 80Dとタムロンの60mmマクロレンズです。買い替えるなら現在主流のミラーレス一眼にするところですが,今の機材で困ることもないので,もうしばらくこれでいくのかなと思っています。

令和の大彗星,紫金山・アトラス彗星

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  紫金山・アトラス彗星が夕方の空で見やすくなり,尾を引いた彗星らしい姿を見せてくれました。写真は,江ノ島と富士山の夕景に合わせて彗星を撮ったものです。私の視力では肉眼では見えず,双眼鏡を使わないとなりませんでしたが,目の良い人は光害の多い市街地でも肉眼で見えたかもしれません。 ニュース記事などではこの彗星が近づくのは8万年に1度と言われています。しかし,こうした長周期彗星の場合,のちのち新たな情報に基づいて数字が大きく変わる場合があります。周期彗星とならず二度と戻ってこないという計算になることもあります。数字を文字通りに解釈するよりも,自分の生きてるうちに戻ってくることはないし,二度と戻ってこないかもしれないんだなと,大括りに捉えておけば十分と思います。 報道ではこうした天文現象について「何年に一度」「何年ぶり」のような言い方がよくされます。今回の現象がどれぐらい珍しいのかを言いたいということなのでしょうが,長周期彗星の周期をそれに使うのは適切なのだろうか?という疑問があります。1個の彗星がいつ戻ってくるかということでなく,肉眼で見えるくらい明るい彗星がやってくるのはどれくらいの頻度なのか,を言う方が適切と思います。 もっとも,彗星というのはいつ現れるかわからないもので,過去には1996年の百武彗星,翌年のヘール・ボップ彗星と,2年続けて肉眼等級の大彗星が接近したことがあります。肉眼での見え方という点では,今回の紫金山・アトラス彗星よりも明るく,見やすく現れていました。 立て続けに現れることもあれば,さっぱり出てこないこともあるということを踏まえると,ざっくり,20〜30年に一度ぐらいの頻度で大きな彗星が現れるといったところでしょうか。 今回の紫金山・アトラス彗星は,2020年のネオワイズ彗星とならんで,令和の大彗星と言って良いと思います。

iPad の Smart Keyboard のトラブル

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iPadで外付けキーボードのトラブル タブレットの能力が向上して,一般的な作業なら従来型のPCでなくタブレットで済むことが増えています。私は何年も前からiPadを使っています。画面タッチで文字入力できますが,長い文章を書くには外付けキーボードがあると便利です( Amazon )。私は純正のキーボードでカバーにもなるものを使っています。 ところが,今回,このキーボードを打鍵してもうんともすんとも言わなくなってしまいました。 Appleウェブサイト掲載の対処法 Appleのウェブサイト には,こういう時に試すべきことがいくつか挙げられています。OSの更新,他のカバーの取り外し,iPadの再起動,柔らかい布でコネクタを綺麗にする。以上を試して駄目ならサポートへ,とのことです。 私の場合はいずれをやっても回復しなかったので,修理に持ち込むしかないのかなと思いました。 Bluetoothを一旦切ったら直った そんな中ふとネットを検索して出てきた ページ に,Bluetoothを切ってみるという対策がありました。普通に一旦オフにしてまたオンにするだけです。簡単なのでやってみました。するとあら不思議,元通りにキーボードから文字が打てるようになりました。なんと,これで直るとは。 Appleのウェブサイトには載っていませんが,今後外部接続キーボードのトラブルがあったらこれを試してみましょう。

『漢字文化事典』の項目を執筆しました

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ブログ休止中の動きとしてもうひとつ。日本漢字学会(編)『 漢字文化事典 』(丸善出版)の項目を執筆しました。第9章「漢字とコンピュータ」の中の「東アジア地域の漢字コード」という項目です。2023年11月に発売になっています。 定価22,000円と少々(?)お高めですが,漢字のさまざまな事柄を扱っている事典なので,漢字に興味のある方は手に取っていただければと思います。 ネット書店へのリンクをつけておきます: Amazon honto 紀伊国屋書店 e-hon 電子書籍版も出ているようです。紙の書籍と,お好きな方をお選びください。

BloggerでTwitterカードを出す

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ブログ記事などウェブサイトのURLをツイッターに投稿するとき,ページ内の画像がツイートに表示されるのをよく見かけます。ニュースサイトでは大体この仕組みを使っていると思います。これがあるとないとでは,見栄えが大きく違ってきます。 Bloggerでは,デフォルト設定のままではこれが出ないようです。情報を調べて,ツイッターカードが出るよう設定してみました。 詳しくは 私が参考にしたページ を見ていただきたいのですが,必要な手順としては,Bloggerで使用しているテンプレートをカスタマイズして,HTMLのhead要素内にmeta要素を2つ追加することになります。OGPの設定は何もせずともBloggerでしてくれるので,twitter:card と twitter:site を設定すればOKです。私は前者には summary_large_image を指定しています。後者には自分のアカウントを先頭 '@' つきで設定します。テンプレートを編集したら,反映させる操作などは特に不要なようです。 設定が済んでいると,ページ内の画像が自動的にカードに使われます。写真は札幌市北区,北海道大学の中央ローン。記事内容と直接の関係はありませんが,例題として。

遅めの増刷御礼: [改訂新版] プログラマのための文字コード技術入門

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ブログ休止中にあった動きについて。 拙著『 [改訂新版] プログラマのための文字コード技術入門 』(技術評論社刊)が今年2月に増刷,第3刷が発売されました。初版から通しで数えるとちょうど10刷目ということになります。2010年の初版発売以来,幸いにも多くの読者に恵まれ,大変ありがたいことです。 今回の第3刷では,初版から生き残っていた,図中のマイナーな誤記が1件修正されています。 近年は電子書籍版の販売も多く,私自身が最近買う本も電子版が多いのですが,紙の本にはこうした増刷というイベントがあって嬉しく思います。

ブログ再開について

ブログを再開してみようかと,各種設定をしています。 再開にあたり考えていることをメモしておきます。 使用するブログシステムについて 今回Bloggerを選んでみました。特に深い意味があるわけではなく,ベストな選択かどうか追究したわけでもないのですが,以下の理由が挙げられます。 管理を簡単にしたい。ブログシステム自体を自分でインストールして設定して管理して……という手間は抑えたい。今やりたいのはそれではない。 独自ドメインは使いたい。取得済みのものがあるので。 あまりマイナーなものは避けたい。特別これがしたいとかこだわりたいとかがあるわけではないので,情報が入手しやすいポピュラーで無難なもので良い。 あまり冴えない理由ですが,ブログというもの自体が一昔前感のあるものなので,致し方ない。 ブログで何をするのか 敢えてなぜブログなのか?というのは,あまり明確な答えがないのですが,こういうのが何となく好きなんだと思います。 Bloggerがどう使えるのかもまだ十分にわかってはいないので,調べながらぼちぼち探っていこうと思っています。